歯周病治療
歯周病治療
●歯肉が赤く腫れている
●口臭がすると言われた
●歯に触るとぐらぐらする
こうした、歯肉の状態や口臭でお悩みの方はいませんか。歯肉の腫れや出血は、歯周病のサインです。そのまま放置していると、やがて歯がぐらついて抜け落ちてしまいます。初期段階の歯周病は、早期発見・早期治療で完治できます。当クリニックの歯周病治療で歯周病から歯を守りましょう。
メインテナンスを重視した歯周病治療
現在、日本人の歯を失うトップの原因が歯周病です。歯周病は、歯周病菌によって引き起こされるお口の中の感染症で、歯を支えている歯槽骨を溶かします。やがて支えきれなくなると歯がぐらつき始め、最後には抜け落ちてしまう病気です。歯周病が恐れられているのは、初期症状がほとんどないため。自覚症状が現れたときにはかなり悪化していて、場合によっては手遅れになるケースもあります。
治療をせず放置していれば重大な事態を招く恐ろしい病気ですが、ホームケアの徹底と定期的なプロフェッショナルケアを受けることで予防ができ、歯周病を発症している場合でも進行を食い止められます。
当クリニックでは、治療機器である「エルビウムヤグレーザー」を駆使し、歯科医師と歯科衛生士、および専門スタッフが一丸となって歯周病予防・治療に取り組んでいます。一人ひとりの患者さんに合わせたきめ細かな指導と徹底したクリーニングで、歯周病からお守りします。
また口腔内写真をしっかり撮ることで、説明や確認に役立てています。
虫歯治療の前のプラークコントロールで歯を長持ちさせる
患者さんの中には、虫歯と歯周病を併発している方もいます。痛みや腫れがひどい場合は応急処置を施しますが、当クリニックでは、歯肉の状態を安定させるために、歯周病治療と虫歯治療を並行して治療を進めます。
それぞれ別日程で行うため通院回数が増えますが、歯肉の状態が悪いまま虫歯治療を進めると、やがて歯周病が悪化して、ひどいときは歯が抜け落ちてしまいます。プラークコントロールをしっかり行うことで、歯周病の進行を食い止められます。そのためにも歯周病治療が欠かせません。歯型は歯肉の状態が安定した後に採りますので、歯と補綴物の隙間がなくなり長持ちします。
なお、患者さんのご都合を考慮いたしますので、通院についてご相談などがありましたら、遠慮なくお話しください。
歯周病がもたらす病気
歯周病で歯が抜けても放置したままの方はいませんか。歯周病は、糖尿病・早産・心臓病・肺炎など、全身疾患と密接な関わりがあります。特に心臓病や糖尿病などの成人病は、歯周病菌が影響を与えているとも言われています。
<歯周病がもたらす全身疾患>
肥満
脂肪細胞が全身に炎症を引き起こすと言われています。肥満気味の方が歯周病になると、歯肉の炎症を悪化させる要因になります。また、歯周病による炎症から肥満になる場合があります。
糖尿病
歯周病菌により糖尿病を発症することがあります。また、糖尿病で免疫力が低下すると歯周病になりやすいとも言われていて、歯周病治療をしたあとに糖尿病が改善したケースの報告があります。
脳卒中
歯周病菌が作り出したアテローム性プラークが血液の中に入り込むと、血栓で血管を塞ぎ、脳卒中を引き起こします。
早産/低体重児出産
妊婦さんの血中濃度が歯周病菌の毒素や炎症物質で高まると、子宮筋が収縮して早産や低体重児出産を招く恐れがあります。
誤嚥(ごえん)性肺炎
唾液の中に口内細菌が混じり、気道から肺に入ることで起こる肺炎です。ご高齢者の死亡原因として多い病気です。